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2005年4月30日 (土)

主人公のつくりかた

主人公の設定をつくりときに、もっとも気をつけなければならないのは、その主人公が観客に気に入られるかどうかいうことです。

主人公に、観客が感情移入できなければ、その作品を最後まで見るのが、すごくつらくなってしまいます。だから、脚本家は、この部分にもっとも気をつかわなければならないってことは、ちょっと前にも書きました。

このことは、実際の人生でも、同じことです。

あなたの人生の主人公は、あなた自身ですよね。

主人公のあなたのことを、あなたは好きですか?

好きになってください。あなたの人生の主役のことを。あなたは、あなたの人生の、いちばんの観客でもあるわけですから。

魅力的な主人公をつくるためには、いろんな主人公を見ることが大事です。今回はハリウッド的な主人公を見てみましょう。

 『ダンスレボリューション』原題は、『ハニー』
 テレビのダークエンジェルに出演していたジェシカ・アルバ主演の映画を、DVDでみました。

 ダンサーの女の子が、振付師として売れっ子になり、青少年育成のためのダンススタジオを設立するためにがんばるという物語。
 随所に、流行のヒップホップミュージシャンとのコラボを入れながら、主人公ハニーが自分の夢に向かって突き進んでいく姿を描く、青春ダンスストーリー。
 構成は、いかにもハリウッド流のものになっている。
 そういう意味では、構成の分析につかうにはいい素材だ。

 魅力的な主人公が提示されて、その主人公の前に、次々とトラブルがふりかかり、主人公はそれをのりこえながら成長していく。主人公とかかわることになるサブキャラクターたちも、少しずつ変化し、成長していくというもの。
 まさに王道。
 ストレートなハリウッド脚本の典型です。

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