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2005年7月29日 (金)

腰痛と膝負傷

このところ腰がずっと痛い。
左の腰。
もともとここにコリがあって、たえず違和感はあったのだが、この一週間ほどかなりの痛みをともなうようになってしまった。
ちょっと同じ格好をしていたりすると、次に動き出すときに、痛みが走る。

ぼくたち脚本家は、机の前に座っているのが仕事みたいなもんだから、腰痛持ちの人は多い。
ついに僕も腰痛持ちになってしまった。
これでやっと一人前か。

左腰から、左の尻腿あたりまでに、ちょっと違和感がある。
足からきている腰痛なのか、腰痛から足にきているのか、自分ではよくわからない。
マッサージとかには前からよく行っていたんだけど、今回ばかりは、あんまり効かないみたい。
よけいに痛くなった感じさえある。

いちおう演劇人なんで、アレキサンダーテクニックとかかじってはいるし、ヨガとかやってはいるので、自分で内側からなんとか治してみようと思っている。

腰の痛みに耐えながら、仕事のプレッシャーと戦っていたら、バスケットの合宿に行っていた息子が負傷したとの連絡がきた。
左膝をやったらしい。
しかも、診断は前十字靱帯断裂。
こいつは重傷だ。

息子は、自分の状態が、さほど重傷とは思っていないらしかった。
しかし、足首から腿のつけねまで、ギプスに入れられてしまったという。
それを聞いて、早く戻ってこさせて、こっちの病院で治療したほうがいいと思った。
前十字靱帯断裂の場合、手術しか治療の方法はないと聞いていたからだ。
しかも、かためていてはまずいらしい。

知り合いに紹介してもらった膝の専門家のところに連れていくことにした。
翌日、すぐに息子を呼び戻して、そのあしで病院へ。
仕事の予定は、すべてキャンセルだ。
関係者のみなさま、本当にもうしわけない。

川崎にある病院までタクシーで向かった。なにしろ、片足ギプスに入っているので歩けないのだ。
息子は、184センチあるので、支えるだけでも体力がいる。
こっちは腰が痛いっていうのに、なんでこんなときにと、心のなかでブツブツいいながら、でっかい息子をかかえて行った。

ギプスをきってもらって、膝固定具のブレスにかえてもらい、診察をうける。
膝から60CCも血を抜いているのは、ほとんどまちがいなく前十字靱帯断裂らしい。
それを治すには、手術しかないといわれて、息子は顔面蒼白。
すっかり落ち込んでしまった。
しかも、リハビリには一年くらいかかるといわれて、ショック増大。

しかし、周囲には、同じような手術を受けたと思われる患者の人たちが、診察待ちをしていて、すごく膝の怪我をする人が多いということを知った。
とくにバスケの選手とかに多いらしい。

とりあえず入院ということになって、いきなり入院することになった。
まさかそんなことになるとは思いもしていなかったので、あたふたしてしまう。
外科病棟が満員だったので、内科の病棟に入ることになる。
なにしろ息子の前にも、同じように膝を負傷した人が3人もいたらしい。息子で4人目。
いったい毎日、何人が膝の靱帯を切っているんだ!

病室にはいってしばらくして、MRIの撮影をすることになる。
膝の断面図とかを撮影するやつだ。
そのあいだ、入院の準備。
買い物行ったり、手続きしたりして、バタバタ。

あっというまに夕方になってしまっていた。
会議室のようなところに呼ばれて、診断を受ける。
すると医者が、首をかしげている。
MRIに、断裂しているようすが映っていないらしいのだ。
えっ、じゃあ、どういうこと?
手術しないでもいいってこと?
いきなり息子の顔が明るくなった。
しかし、どこかが損傷していることにはまちがいないので、しばらく入院して様子をみるということになった。

そういうわけで、彼はいま入院している。
そして、僕の腰は、ますます痛みを増したのだった。

しかし、今回、膝のこととか、病院のこととか、少し詳しくなった。
この経験が、いつか脚本にいかすことができるんじゃないかなぁ。
そんなふうに思えば、あらゆる体験が、ポジティブに変わっていく。
そのほうがいいよね。

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コメント

ジャッキーさん・・心からお見舞い申し上げます。
以前次女が陸上の試合の決勝で左大腿部筋肉断裂で
ギブスに・・当然のことながら、教室までの送迎に
病院通いの日々・・・。
このレースを走りきれば全国大会という状況下での
怪我。必死に耐えている姿に涙する毎日でした。

その時に、足が動かせないのなら、徹底的に上半身
(上腕)を鍛えるチャンスでしょう。と言われまし
た。試合にでられないことで、何時も応援・お世話
をしてくれている仲間の気持ちも理解出来るように
なるでしょう・・・と。ジャンプする時は、一度し
ゃがみ込むとより高くジャンプ出来る事、その時、
その状況下に於て最大限の努力をすること。そして、
今が次に飛躍するための一時のかがみであるということを学びました。

中間子で全く手のかからなかった次女。お風呂の時
も体を拭いて着せる・・・まさに大きな赤ちゃん!
でも、この子のためだけに世話をする初めての体験
でした。辛くて泣き出す次女を、そっと抱きしめる。
辛いねって共感する。初めて、心からのふれあいが
出来たのでは・・・?と思います。

色々な体験を重ねた次女は今、弁護士を目指し東京
で精一杯頑張っています。あのときの経験・教訓が
今の彼女をしっかりと支えている気がします。

苦難は、その人を、より輝かせるためにやって来る
試練だと思っています。ジャッキーさん親子にとっ
て、素晴らしい何かをつかむためのチャンスだと思
います。心よりご全快とご活躍をお祈り申し上げま
す。余計なお世話ではございますが、もし、お時間が
あられましたら、お墓参りをお勧めいたします。
10代さかのぼれば1024人のご先祖様がいらっしゃい
ます。きっと応援して下さるでしょう・・・と教え
ていただきました。なるほど・・・納得!でした。

末筆ではございますが、重ねて、益々のご活躍とご平癒を心よりお祈り申し上げます。

投稿: ゆみりん | 2005年7月29日 (金) 22時56分

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