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2005年7月17日 (日)

映画公開

IMGP2218 昨日は、ポケモン映画『ミュウと波導の勇者ルカリオ』の公開初日だった。
舞台挨拶のある銀座マリオンに行ってきました。
毎年のことだけど、この日は、いつもドキドキです。
面白さはちゃんと伝わるのだろうか?
お客さんたちは、どんなふうに映画を見てくれるのだろうか?
期待と不安で、いっぱいになってしまいます。

映画館で、映画を見ながら、お客さんたちの反応を感じます。
楽しんでくれてるかどうか。
一番後ろの通路で立ったまま。

実は、毎年、出来上がったものを見ると、あそこはこうしておけばよかった、とか、もっと面白いセリフが書けたんじゃなかったか、とか、構成はこれでよかったのか、とか、いろんな思いが胸に浮かんできて、少し情緒不安定になってしまっていました。
もちろん毎回、映画の出来には満足してはいるんですけど、作り手側としては、反省点はかならず出てくるものなんです。

今年はIMGP2212、情緒安定したまま、見終わることができました。
イメージ通り。
ぼくが脚本を書いているときに、思い浮かべていた映像が、スクリーンの上にきっちりと描かれていました。
面白かったです。

お客さんの反応も上々。
喜んでくれていたみたいでした。
本当に、ほっとしました。

あとは興行成績が伸びてくれるのを祈るのみ。
映画の出来不出来にかかわらず、興行成績が良いか悪いかで、作品作りにかかわった人たちが、満足感を味わえるかどうかはかわってきます。
もちろん成績が良くなれば、みんなニコニコになれるってわけです。
そうなるといいなぁ。

今回の脚本は、実はオーソドックスな構成を取ってはいません。
脚本のルールなんていうものが、もしあるとしたら、そこからはかなり外れたものになっていると思います。
ぼく的には、かなりアクロバット的な脚本でした。
アクロバットは、失敗をしてしまうというリスクもあります。
でも、あえて、それに挑戦してみた作品でした。

でも、そういう脚本アクロバットに、挑戦させてくれた監督に感謝です。
湯山監督の理解と、アドバイスがあったから、できた作品だと思います。
それがなかったら、僕一人では、けっしてできませんでした。

映画初日は、じっさいには、一年も前にやっていた作業のことを、昨日のことのように思い出させてくれるのでした。IMGP2229

メインの声の出演者たちのみなさんと、エンディングテーマ曲を歌ってくれたパフィのお二人の舞台挨拶も、楽しませていただきました。
楽屋におじゃまして、一緒に写真を撮ってもらってはしゃいでしまいました。
みなさん、いい人たちでした。

初日打ち上げが、近くのレストランであったので、行ってきました。
実は、8年目にして、この打ち上げに出たのは、はじめてです。
おいしい中華料理をいただきました。
関係者の人たちの挨拶も、みんな前向きなものばかりで、よかったなぁと思っていたんですが、今度はしだいに来年の作品に対するブレッシャーに感じてきて、少し落ちつかなくなってきます。

これだけたくさんの人たちがかかわっている映画という産業の起点を作らなければならない、脚本家という仕事には、こういう大きなプレッシャーがのしかかります。
でも、それをプレッシャーにしているのは、自分なのだ。
自分の中の不安が、それをプレッシャーにしているんだと、自分に言い聞かせます。
これは応援なんだ。
みんなが応援してくれているんだ。
そういうふうに思って、まずは自分が本当に楽しむこと、目の前にいる、たった一人の人を楽しませること、それを大前提にして、次の作品にとりかかることにします。

今日は、なんだか決意表明みたいなブログになっちゃいました。

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