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2005年7月19日 (火)

呼吸の大事さ

ヨガをやっていると、呼吸の大事さを、あらためて気づかされる。
呼吸。
それこそが、人間にとって、もっとも原初的であり、もっとも大事なコミュニケーションだったのだと。

人は、呼吸で、世界とつながっている。
自分意外のもの(大気)を、吸いこむことで、自分の中にとり入れ、次に吐くときには、自分の内側を一回通ったもの(吐息)を、外に出すのである。
こんどは、誰かが吐いたものを、誰かが吸いこむ。

これって、空気をつかっての間接キッス。
世界中の人が、みんなで間接キッスをしてるってことだよね。
ウワーぁ。
そう思うと、なんだかこの星全体が、濃密な関係でつながっているような気がしてきます。
ラブラブだぁ。

ただ、この間接キッスは、個人の意志とは関係なく行われてしまうものだから、ときどき神経を逆撫でしたりします。

それのもっとも顕著な例は、他人のおならを嗅いでしまったときの感覚。
ただ臭いってだけじゃなく、憎しみすら感じてしまうことがありますもんね。

でも、それが愛している人だったり、親しい人のおならだったら、ぜんぜん嫌悪感を抱くこともなく、笑顔にすらなれたりします。
これはおならが、その人の体内から出てきたもの。
つまり他人の存在そのものだから起きる感情でしょう。
他人の体から出てきたものという点では、言葉と同じなんです。

目には見えない存在だけど、言葉と同じくらいの存在感をもった、コミュニケーション能力をもったものなのなんでしょうね。

なんだか変な話(シモネタ)になってしまいました。
呼吸の話を書こうとしていたら、おならの話になっちゃった。

呼吸の話にもどります。
このところ、どうして自分が呼吸のことを、こんなに気にしているんだろうと思っていました。
ぼくたち脚本家や作家は、そのとき心にひっかかっていることが、深いところ(潜在意識)で、自分がいま書こうとしている作品とつながっていることがあります。

今回、ぼくが、どうして呼吸のことが気になっているのか。
それは来年の映画のテーマの一つとして、呼吸が大事なキーワードになりそうだったからです。
ストーリー的には、まったく呼吸のことなど出てきたりしていないんですが、それがわかったとたん、いろんな要素が、一つにつながっていることに気づきました。
今回、自分は、呼吸について書こうとしているんだなということが。

呼吸についての物語。
それがどんなものになるのか。
お楽しみに。

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