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2005年8月 6日 (土)

原爆の日

今日は、ヒロシマに原爆が落とされた日。
戦後60年。
昨日見たテレビに、原爆の製造にかかわった科学者と、被爆者との対談があった。
それを見ていて、僕は激しく心をゆさぶられた。

科学者は、あくまでも『リメンバーパールハーバー』だと言い張った。

その一言を、大量破壊兵器で何十万人を一瞬に殺すことの正当化に使って信じない人間と、60年の歳月を経て対峙しなければならない、被爆者の人の心をおもいやると、やりきれない気持ちになった。

あのシーンは、人類の戦争の歴史の、象徴のように思えた。
人を殺すことを正当化してきた歴史。
われわれは、それをくりかえしてきたんだと。

人は自分のすることを正当化することで生きつづけてきたんだろうか。
自分は正しいと思わなければ、生きてこれなかったんだろうか。

正しいことなんて、どこにもない。
そのまえに、正しいことなんて、いったいなんなんだ。

すべてのものには、いくつもの面がある。
見る方向で、まったくちがうように見えたりする。

他人は、自分とは、まったくちがうものを見ているんだというところからはじめようと思う。

でも、あの対談には、すごく大きな意味があったと思う。
勇気をもって、対峙してくれた、科学者と被爆者。
両者に敬意を評したい。

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