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2005年10月31日 (月)

笑顔爆発

昨日は、笑顔クラブというところが主宰した、かめおかさんのワークショップに参加してきた。
かめおかさんは、中学生の演劇指導や、脚本を書いたり、さまざまなところでの講演活動などをしている人。
いぜん、東放学園の演劇を講師をしている、井上さんから紹介を受けて一度会ったことがあった。
僕は、シアターゲームとか、インプロの手法を、高校生に芝居を教えるときに使っているのだが、このかめおかさんも、同じような方法を使っていると聞いていたので、一度、どういうことをやっているのか見たかったのだ。
いつもは自分が指導をしている立場なので、純粋に参加者として、やってみたいという気持ちもあった。

笑顔クラブというのが、どういうものなのかというのも知らぬまま、会場である赤坂コミューニティセンターに向かう。
二十代から、上は七十代まで、さまざまな人が30人くらい参加してのワークショップ。
笑顔クラブとは、どうやら日本中を笑顔にしたいというコンセプトで作られた団体らしい。
いきなり、笑顔体操をやらされる。
ちょっと引いた。
主宰者の女性のリードのまま、笑顔作りの4段階とか、人指し指をくわえての、口角の上げ方などの指導を受ける。
笑えねぇヨォと思っていたが、まわりで真面目に笑顔をつくっている人を見てたら、なんだかおかしくなって笑ってしまった。
笑顔大成功。
しかし、不思議なところに迷いこんでしまった感はぬぐえない。
あとでわかるのだが、僕と同じように、笑顔体操初体験の人が、実は何人もいたらしい。

かめおかさんのワークショップは、『心の筋肉強化がテーマ』。
基本的にインプロのゲームなどをベースにした楽しいものだった。
こういうものをはじめてやる人たちもかなりいたが、実にスムースに進んでいく。
演劇(特に即興)の練習につながるゲームが多かったが、そのゲームをやりながらの、かめおかさんの発する言葉が的確なので、参加者たちの集中力が切れることなく進行していく。

高校生に芝居を教えるときには、このコーチ役(ファシリテーターと呼ぶ場合もある)の人のキャラクターとパワーとエネルギーが最も大事である。
つまり、自分のことね。
これがテンション落ちると、全体のテンションも下がってしまう。
かめおかさんは、ものすごいテンションとエネルギーの人だった。
さすがだった。
見習うことが、たくさんあった。

参加者の人たちには、かなり面白そうな人が何人もいた。
脚本や小説の登場人物のキャラクターにすぐなりそうな人もいる気がした。
個人的にもう少し知り合いたかったのだが、そこまで近づく時間がなく、ワークショップが終わったら、バラバラになってしまったので、それがちょっと残念だった。
せめて名前だけでも聞いておけばよかった。

懇親会にも参加して、食事しながら、二人ほどの人と話をしながら、こういうワークショップにはどういう人が参加しているのかを取材。
いわゆるふつうの人たちが、集まっているという印象だったが、最後には、また笑顔体操でしめくくられた。
またまた、心の中では、かなり引き気味になりながらも、ニコニコピー体操をしたのだった。
うーん、今は、こういうのが普通なのか……

みんな向上心があって、笑顔が好きで、とても親切で、いい人で、前向きで……

悪いことは何もないんだけど、心のどこかで、警戒しているぼくがいる。
なぜだか知らないが、ぼくは油断するものかと思ったりしている。
自分こそ、人からは、いつもニコニコしている能天気男と言われているくせに。

笑顔一つで、いろいろ考えた。

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