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2005年11月 9日 (水)

レ・ザユリ

 また自慢話。
  僕は、ラッキーマンです。
 漫画のラッキーマンじゃないですよ。なんだかついてる男っていう意味。

 会いたい人とか、見たいこととかあると、いつのまにかそれが自分の前に現れてくれるんです。
 ほんと不思議。
 そのたびに、何かに感謝します。(何かが何かはいまだに不明)

 また今回も、会いたい人たちが、向こうからやってきてくれました。
 僕が演劇を教えている高校のクラスに、一日ワークショップをやってくれにきてくれたのは、『レ・ザユリ』というカンパニーのみなさん。
 カナダ人のダンと、マティウ、スエーデン人のヨハン、そして日本人の春菜さん。
 彼らは、今年の五月にフランスにあるジャック・ルコック国際演劇学校を卒業して、新しい劇団をつくり、そのはじめてのツアーで日本にやってきている。大阪で東放学園関係のパフォーマンススクールをやっている八木さんの紹介で、ぼくのクラスに教えにきてくれたのだ。

 ジャック・ルコックの書いた『詩を生む身体』を以前読んで、いろんなことを考えたことがあった。
 演劇について、学ぶべきことが、この本にはたくさんあった。
 そして、彼が実践した、俳優養成のためのトレーニングには、おおきなインスパイアを受けた。
 海の向こうでも、自分と同じようなことを考えている人がいるもんだと思ったものだった。
 そんなことを、僕なんかが言うのは、おこがましいですけど。
 もし自分が、二十代前半だったら、彼の演劇学校に飛びこんでいって、さまざまな体験をしたかもしれないと夢想したこともある。

 海外で、言葉も通じない役者たちと、文化の違いを感じながら、パフォーマンスをつくっていくなんて、思っただけでワクワクするような体験だ。

 現実の僕は、早くから脚本を書き始めたせいで、留学とかそういうことをする暇もなく、ここまで突っ走ってきてしまっている。
 もちろん、そのことを後悔したこともないし、自分は、自分なりのやりかたで、演劇を学び、楽しんでいる。

 しかし、若いやつらには、自分が夢想したことをやってもらいたいという気持ちがある。
 世界は狭い。
 どしどし外に飛びだして、そこからまたこの国にも、豊かなものをもってきてもらいたい。

 そう思っていたら、それをやっている若者たちが、僕のところにやってきたくれたのだ。
 レ・ザユリのメンバーたちは、カナダ、フランス、スウエーデン、日本とナショナリティをこえて演劇活動をしていこうとしている若者たちだった。
 まさに、僕の会いたかった若者たちだ。

 彼らは、高校生たち相手に、約2時間半、一緒になってワークショップを楽しんでくれた。
 そのことが高校生たちにも、ちゃんと伝わったと思う。
 彼らが、演劇を楽しんでいるということが。IMGP2770

 一日のワークショップで、できることは限られているが、何よりも演劇を楽しんでいる人たちと、高校生が触れ合って、何かを感じてくれることが大事だと思っていた。

 サンキュー、異国から来た演劇青年たち。
 もしかしたら、僕が一番楽しんでいたかもしれません。

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コメント

とても充実したワークショップだったようですね。
園田さんが楽しんでいらっしゃる様子が目に浮かびました。
そしてまた彼らが演劇を楽しんでいる土台には、おそらく
(「詩を生む身体」の冒頭にも書かれていたと思いますが)
「白紙」の状態がすでにあるのです。
私達一年生は今まさにその「白紙」の状態を獲得すべく
attack and tryの毎日。今は・・・え~と
美白で言ったらちょうど角質が浮いてきたところでしょうか。

また私の留学記も読みにきてくださると非常に嬉しいです。
新鮮なネタだけご用意してお待ちしておりますよ。
それでは。

投稿: Sari | 2005年11月10日 (木) 08時11分

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