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2006年1月30日 (月)

書いては書き直し

書いては書き直し
これはニール・サイモンの自伝のタイトルだけど、脚本家なら、みんな『そうだよなぁ』とうなづいてしまう。
脚本が初稿でオーケイになることは、ほとんどない。
まさに、書いては書き直しの連続。
それが脚本を書くという『表現方法』なのです。

高校生のための芝居、なんとか三稿にこぎつけました。
初稿はかなり長かったので、10ページ分くらいカットしました。
それでもまだ通して稽古していないので、上演時間がどれくらいになるのか、はっきりとはわかっていません。

今回の芝居の最大のテーマは、できるだけ多くの人物を登場させて、彼ら全員にスポットライトがあたる芝居場をつくってやると同時に、お話としても、笑えて感動できるような物語をつくること。
すごくハードルの高いテーマを選んでしまったと、書き始めたときに気づいたのですが、なんとかその第一段階をクリアしたと確信しています。

つぎは、この台本に書いたことを、高校生の役者たちと協力して、実体化すること。
まだまださまざまな困難が待ち構えているんじゃないかと思いますが、ゴールめざして、全速力で走っていくつもりです。
ぜひ、お時間のあるかたは、見に来ていただけるとうれしいです。
上演日は、二月の十八、十九日。(時間は、後日に書きます)
場所は、光が丘のIMAホール。
タイトルは『J14』
サブタイトルは、いま考え中です。
ぜひ、よろしくお願いします。

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2006年1月28日 (土)

復活です。

ブログをずいぶん書いてませんでした。
いつも読んでくれていた方たちにはもうしわけありません。
心配をかけてしまったかもしれませんね。
何をしていたのかというと、『あっちの世界』に行ってました。

ぼくにとっての『あっちの世界』とは、物語の世界のこと。
昨年内に仕上げるつもりだった、高校生の卒業公演のための脚本が、どうにもすすまなくなってしまって、あっちの世界でうろうろとさまようことになってしまっていたんです。

僕なりに新しいチャレンジをした脚本なんですが、いろいろとやりたいことがありすぎて、迷ってしまいました。
毎日、その物語のことばかりを考えて、日常はすっかりおろそかになっていました。
実は、いまだに年賀状も読んでません。
今年、年賀状をおくっていただいたかたたちには、本当にもうしわけなかったんですが、どうにもそういう日常的なことをする精神状態になかったんです。

それでも、毎日すこしずつ前進していき、ようやく第一稿があがりました。
本番まで一月をきって、脚本の第一稿の完成というのは、役者さんたちにとっても負担をかけることになってしまいました。

お稽古のほうは、脚本があがった分からやってもらっていたのですが、やはり最後が見えていないと、役者さんたちは不安みたいで、本当にもうしわけなかったです。
自分たちが、どこにむかっているのかわからずに、進んでいかなければならないわけですもんね。
逆の立場になったら、本当に迷惑です。

このプロジェクトにかかった時点では、こんなに大変なことになるとは思ってもいませんでした。
いままで書いた芝居の脚本のなかで、もっとも苦労したかもしれません。
どうしてそんなに大変になってしまったかの分析は、あとでやることにして、いまはとにかくこの芝居を成功させるために、全力投球です。

今度は、脚本家から演出家の心にかわって、自分の脚本をできるだけ客観的な目線で、読み直します。
必ずしも必要ではないと思われるところをカットして、足りないところをフォローしていく。
そうして、完成台本へと近づいていきます。
本当の脚本完成への道のりは、ホントにながいんです。

ブログ復活の報告でした。

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