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2006年3月31日 (金)

職人監督

Akunok 鈴木英夫監督特集

BS2で、鈴木英夫監督特集をやっている。
映画ファンを自称し、脚本家なんて仕事をしながら、正直言って鈴木英夫監督を意識したことはほとんどありませんでした。
この特集で、二本の作品を見させてもらったんですが、その面白さと技術の高さに驚きながら、楽しませていただきました。
すばらしい監督です!  職人芸!
すっかりファンです。

見たのは、『奴彼を逃すな』『非情都市』
両方とも、たぶん50~60年代の東宝映画。白黒映画です。
いい役者も出ていて、二本映画全盛期の充実を感じます。
大作じゃないんだけど、すごく丁寧につくってあって、キレを感じます。
たしかな技術力を感じさせる作品。

この鈴木監督、70年代からはテレビドラマをたくさんとっていて、作品には僕もずいぶんふれていたんだと思います。
当時のテレビドラマが面白かったのは、映画全盛期に実力をつけた監督たちが、テレビドラマに流れてきて、その技術力をふるっていたからなんだと、納得しました。
今みたいにビデオじゃなく、フィルムで撮影しているドラマが多かったしね。

エンターテイメント作品というのは、たしかな技術に裏づけられているんです。

で、この鈴木監督作品なんだけど、エンターテイメント作品をきちんと作りながら、そのなかに自分のタッチをきちんと出しているあたりがいいんです。
この人は、この絵を撮りたかったんだなぁ。
そういうところが、よく見えます。
マニアックな感じがステキです。

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