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2007年2月15日 (木)

星山博之さん

脚本家の大先輩で、もっとも尊敬していた人、星山博之さんが亡くなって、一週間がたった。
享年62歳。
あまりにも早すぎる。

星山さんとの思い出は、数えきれないくらいたくさんある。
ライターズという草野球のチームに、僕が入れてもらったとき、監督をやっていたのが星山さんだった。
それから公私にわたってのつきあいは、約二十四年。
いっぱい遊んでもらった。

アニメの脚本に、きちんと作家性を刻むことのできる希有な人だった。
数々の名作を生み出した。
僕の目標でもあった。

優しい人だった。
気配りの人だった。
誰にでも分け隔てなく接してくれた。
なんだか会いたくなる人だった。
ときどきふっと寂しがりやの一面も見せてくれた。

もっと一緒に仕事したかった。
一緒に、遊んだり、旅行にいったりしたかった。
もっといろいろ話を聞きたかった。
大事な人が、遠くにいってしまった。

これから星山さんに会いたくなったら、星山さんの作品を見ることにします。
そのなかから、星山さんの声を、聞き取ります。
ゆっくりあちらで、待っててください。
そのうち、またチームに入れてもらいますから。
それまで、僕はまだ当分、こっちでがんばります。

東放学園高等専修学校の四期生とつくっている芝居『いいだせなくて』の稽古も、今日でお終い。
彼らが三年間、稽古をしてきた稽古場とも、今日でお別れ。
人生には、いろんな別れがある。

別れがあれば、また新たな出会いもある。
稽古場との別れは、本番の舞台との出会につながっている。
舞台では、見に来てくれるお客との出会いがある。
その出会いは、一期一会。

つまり毎日が、出会いと別れの連続だ。
ようは、その一瞬、どうつかめるか。
それが大事。
彼らが、いい出会いをしてくれることを、心から祈る。

星山さんは、僕に、いい出会いをくれた。
感謝の気持ちで一杯だ。

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コメント

星山さんのご冥福を、心よりお祈りいたします。

星山さんの想いは、しっかりとジャッキーさんに
受け継がれているような気がします。
その方(故人)のことを想う時、魂はそばにいらっしゃるのだそうです。
これからは、ジャッキーさんの力強い心の友?になってくださることだと思います。

出会いは本当に一期一会ですね!その一瞬一瞬を大切に生きていきたいと思います。

三年間の集大成である『いいだせなくて』のご公演が、成功裏に終了しますことを心よりお祈り申し上げます。


投稿: ゆみりん | 2007年2月15日 (木) 09時49分

そうでしたか…。
星山さんは、ジャッキーさんにとって
とても大切な方だったのですね。
僕からも、ご冥福をお祈りいたします。

突然やってくる、大切な人との別れ…。
それは、生きていく上で決して避けることのできない瞬間です。

けれど、その悲しみを乗り越えることによって
解かることもたくさんあるのだと思います。

別れは、命の大切さや、明日への希望を教えてくれます。

「あの人の分まで、一生懸命生きよう…」

もう二度と会うことのできないその人は、最後に「生命の尊さ」を
教えてくれるのだと思います。

きっと星山さんは、ジャッキーさんのことを
いつまでも見守っていてくれるはずです。
心の中で生き続ける星山さんと共に、これからもがんばってください。

投稿: Taka☆ | 2007年2月15日 (木) 16時45分

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