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2007年5月29日 (火)

高校生に演劇を教える

月曜日は、高校生に演劇を教える日。
毎年思うんだけど、一年生は難しい。
僕のクラスに出てきてる子のほとんどは、演劇やりたい子のはずなんだけど、ぜんぜんその気を見せない子もいる。

そういう心の状態を、むきだしにできるっていうのは、ある意味自由っていうか、わがまま。
まぁ、社会性がまだないんです。
ときどき精神的に不安定な子もいます。

そういう子たちと一緒にやるということは、こっちにも覚悟がいります。
ほんと、自分自身の状態を、彼らに見抜かれているってこと。

教える側が、いい状態でいることが必要。
すべての責任は、教える側にあるんだってことを示しながら、全身全力で伝えます。

あくまでも楽しさを失わないように。
彼らに、演劇って楽しいんだってことをわかってもらえるように。
毎日、自分が、心から人生を楽しんでいるかどうか。
ほんと、試されます。

これが二年生三年生になると、ずいぶん変わってきます。
ちゃんと自分のやりたいこと、他者との関わり方がうまくなってきます。

あと恐怖感が薄れるのかなぁ。
すべて人が、うまくいかないのは、心のどこかに恐怖を持っているからなのがよくわかります。

一年生は、まだいままでの小学校中学校の教育のなかで、自分を守ることばかりを、体に染みつかせている子が多いので、それを自由でいい、稽古場でも、まだ出せないんです。

親しい友人と話してばっかりいたりとか、友達と離れられないのも、そんな自己防衛の一つの方法。

僕らも、多かれ少なかれ、そんな自己防衛策を、日常で取ってるのかもしれません。

ほんと子供を教えるのって、自己発見の連続です。

夜はインプロのワークショップ。

Jさんの指導の元、全員で心を解放して、即興を楽しみます。
やっぱりいい指導者がいると、安心。
恐怖感なし。

人を最もスポイルするものは、恐怖なんだってこと、よくわかります。

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コメント

失敗を恐れて保守的になっていては新しい物は生まれてこないということですね。

失敗は成功の素、元気にいきたいと思います。

投稿: なるみ | 2007年5月29日 (火) 11時19分

『懐かしいなぁ〜。自分もそうだったなぁ〜(笑)』と、思いました。自分も高校時代、1年生から年を追う毎に慣れて、自由に自分を出せる様になっていったので。多分(苦笑)でも、自分の頃より、複雑になってきてるんだろうな〜…(しみじみ)

投稿: 犬米 | 2007年5月31日 (木) 14時51分

恐怖と戦う・・・
その通りです。
失敗するかも・・・という恐怖は致し方ないと思います。
それは経験からなるものだと思うからです。
でも、その前に恐怖を植えつけるのはジャッキーさんに同感です。

「楽しいことなんだ」
「やって気持ちのいいものなんだ」
という気持ちを教えてあげるのが一番だと私も思っています。

そんな素敵な種を子供達の心に蒔いて、「経験」という肥料でスクスクと大きく育って欲しいですね♪
素敵な俳優さん達が沢山、育ちますように(*^_^*)


投稿: AFFETTUOSO☆押田純子 | 2007年6月16日 (土) 08時56分

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