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2007年10月31日 (水)

コミックポテンシャル

 下北沢で、加藤健一事務所の公演『コミック・ポテンシャル』作、アラン・エイクボーンを見てきた。

 友人の女優、西山水木が出演しているのもあるけど、アラン・エイクボーンの作品は、やはり見ておきたかった。
 アラン・エイクボーンは、コメディをたくさん書いている、イギリスの劇作家。
 もう、同業者としては、大大大先輩だ。

 もちろん僕なんかよりも、ずっとずっとすごい人。
 なんでこんな面白いコメディが書けるのか、本当に、尊敬してしまいます。
 もちろん嫉妬も感じますけどね。

 主役は、加藤忍。
 加藤健一事務所の常連さん。
 すばらしい女優さんになりましたねぇ。
 今回のジェシー役、ずっごくよかったぁ。
 声もいいし、明るさと、悲しさがにじみだす演技には、清潔感があふれてて、好感度抜群。
 こういうキャラクターには、ほんとはまります。
 加藤忍の、ジェシー役を見るだけでも、劇場に足を運ぶ価値ありです。

 これからツアーで、各地を回るみたいなんで、チャンスがある人は、見た方がいいですよ。
 チャンスといえば、芝居の中での演出家のニックネームでした。

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2007年10月 7日 (日)

ミュージカルを書こう

人は、歌うのが好きだ。
人は、踊るのが好きだ。
人は、芝居が好きだ。

三つも好きなものがつまっているのに、日本ではミュージカルは、まだまだ少ない。
大手の商業劇場でやっているミュージカルは、たいていは外国で作られたものを、日本人キャストが焼き直していたりするものばかり。

でも、やっぱりみんなミュージカルが好きらしい。
各地で市民ミュージカルとか、子供ミュージカルとかが、公演されている。

ミュージカルの脚本は、需要があるのだ。
そのわりにミュージカルの脚本家は少ないんじゃないかと思う。

たしかに歌詞を書かねばならないし、音楽の使い方も、わかってなければならない。
ストレートプレイとは、また違った方法論も身につけていなければならない。
だけど、書く楽しみは大きいと思う。
自分の作った歌を、キャストが全員で歌ってくれたとき、ほんと鳥肌たちますから。

ミュージカルの脚本が書ければ、たぶんストレートプレイも書けるし、アニメも、ゲームも、だいたいのものは書けるようになるはず。
脚本家にとって、ミュージカルを研究してみるのは、けっして遠回りじゃないと思う。

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2007年10月 6日 (土)

アイディアと出会うには

 おしさしぶりです。
 なんか、ミクシィやりはじめてから、日記をそっちに書いてるので、このブログの方がおろそかになってます。
 このブログは、脚本家志望の人になんらかの参考になることがあればと思って書き始めたものなのに、やはり日記的になってたのかもしれませんね。
 仕事的に、ちょっと余裕が出来てきたので、また書いていきます。

「アイディアが出ないときありますか?」
 ときどき、そんなことを聞かれることがある。
 質問されるたびに、困ってしまうんですけど、実際、そういう時ってないんですよねー。
 アイディアは、たえずあふれてるんです。
 つきないんです。

 実は、これって、他の人たちだって同じだと思います。
 アイディアは、あるのに、それに気づいてなかったり、わざと自分で引っ込めたりしてるだけなんですよ。

  何かを出さなきゃ、出さなきゃと思って、がんばったり、踏ん張ったりすると、当然体も脳も固くなって、ぎこちなくなります。
 すると出てこようとしているものも、ひっこんじゃったりしてしまいます。

 まずはリラックス。
 心も体も柔軟にしてください。
 散歩したりするのは効果的です。
 体と脳が、ニュートラルな状態になってると、自然とアイディアは降ってきます。

 まさに降ってくるっていう感じなんですが、よーく考えてくると、もともとそれは自分の内側から出てくるものなわけで、『浮上してくる』って言ったほうが、いいかもしれません。

 うーん、でもやっぱり、『降ってくる』って感じが、しっくりきますねぇ。
 自分だけの力で、生きているんじゃないってことを、僕らはもともと知っているのかもしれません。

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